3、早いものです。あの未曾有の大震災から3年が経ちます。

当時私は、大勢の人の命を守る責任を背負ってました。幸い千人近い多くの尊い命を守ることができ、一人のけが人も出すことなく自宅へ帰すことができました。勿論私一人の力では到底成し得なかったことです。率先して動き導いてくれた仲間達のお陰です。心から感謝しています。

しかし、その後繰り返し目にし耳にした大惨事の様子・・・喪失感、絶望感、無力感・・・何かをしなければ・・・何をどうすれば・・・自分の力の無さを痛感し、さらに喪失感に苛まれたのをはっきりと覚えています。未だ見つからない多くの方々・・・一刻も早く家族の元へかえしてあげたい・・・ただただ祈るばかりです。

 私にできたことは、復興を願い「復興百福タペストリー」を制作し、郷里を福島にもつ先輩にそれを託して避難所の壁に掛けていただくことくらいでした。

何かの役に立ってくれていれば・・・ただただ願うのみです。

私見ですが、何かを思い悩み苦しむことは誰にでもあることです。が、そこから立ち直るのは誰しもが簡単にできることでは無いように感じます。解決の道は時間でしょうか?それとも家族や知人の支え?強い意思?諦め?一度離れて気分転換?寝てしまう?我慢?・・・

ある本に、こんなことが書いてありました。「人はどうしょうもなく悩み苦しんだとき、さらにそのことを考えてしまい、自分ではどうしようもない状態に陥ってしまいがちだが、そんな時こそふて寝をすることが大切だ。最初は悶々として眠れないが、そのうち寝てしまう。目覚めた時は寝るまえより明らかに頭も気分もスッキリしてる筈・・・あれこれ悩み解決策が出ないのであれば、一度リセットする意味でも寝てしまうこと・・・。」私は、大切な責任や義務を背負っている立場の人からすれば、そんな不謹慎でいい加減な事出来ない・・・と考えていましたが、意外やこれとても効果的でした。

確かに今にも倒れそうな人が人を助けたり、難題を解決することなど出来ないでしょう。それよりは

リフレッシュしている人の方が体も頭も良く働くはずです。

そう言えば、お釈迦様もキリストも同じような言葉を残しています。「苦しい時程必死で笑顔を・・・」

一見寝てリフレッシュすることとは関係無い事のようですが、ベクトルを反対方向へ向けることで意外な力を得ることができるのだと感じました。あくまでも私見ですが・・・どうでしょう?

 

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コメント: 1
  • #1

    正直爺さん (日曜日, 16 3月 2014 20:48)

    当時の様子や気持ちが伝わってきました。それでも前を向いて頑張りましょう。

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